リフォームはいずれ行いたいと思っていても、”いざ”となるとなかなか決断できないもの。
しかし設備機器が故障すれば、その修理にともなうリフォームはすぐに決断することができます。
決断しにくいのは、リフォームをすれば良くなるということはわかっているけれど、「現状維持でもまぁなんとか暮らしていける」という状況です。
それでも思い切って決断することで、快適な暮らしを手に入れられることもあります。
今回は迷いながらもリフォームを決断し、結果的にやって良かったという事例・体験談を紹介したいと思います。
リフォームをして快適になった具体例
家族のコミュニケーションを取り戻した例
まずは家族のコミュニケーションを取り戻した例について。
Aさん自宅のリビングルームの床は、いつもギシギシと音がしていました。
それだけでなく、寒くて暗いので家族はみんな集まらず、それぞれの部屋にこもっているという状況。
そこで、なんとかリビングルームに家族が集まるように工夫しようということでAさんは思い切ってリフォームをすることにしたのです。
Aさんはまず始めに、部屋を暖かくして寒さを解消するために、思い切ってリビングを床暖房にすることにしました。
そして少しでも明るい雰囲気にするために、壁のクロスを張り替え、窓辺のカーテンも明るい色でコーディネート。
工事が終わったある日、今まで食事が終わるとすぐ自分の部屋にこもっていた家族が、リビングルームでくつろぐ姿がそこにありました。
椅子に、あるいはカーペットに置かれたクッションにもたれかかり、楽しい会話がはずんでいるのです。
床暖房とクロスの張り替え、カーテンの交換をしただけで、今までの暮らしが嘘のように状況が一変してしまった例です。
Aさんは「ちょっとのリフォームをしただけなのに、家族の気持ちが一つになれて嬉しい」と言っていました。
機器の交換だけで家族の問題が解決した例
続いて小さな赤ちゃんがいるBさん宅の例について。
Bさんの自宅では、赤ちゃんをお風呂に入れるといつも泣いてしまうので困っていました。
というのも、Bさんの自宅は建物が古いため浴室は暖房がなく、特に冬場は入浴するまでかなり寒い状況となっていたのです。
しかし特別にどこかが傷んだり壊れたりしたわけではないので、これまでリフォームは考えていませんでした。
それが思い切ってシステムバスにリフォームして浴室暖房乾燥機もいれたところ、今までであればあれほど泣いていた赤ちゃんがお風呂で笑ったそうです。
もちろん赤ちゃんだけでなく、家族全員がお風呂で感じていた苦痛から開放されたリフォームとなりました。
リフォームで快適な暮らしに変わった良い例ですね。
リフォームをすると良い意味で期待を裏切られる
リフォームは建物や設備の劣化から考える、リフォームするべき時期やタイミングというものがあります。
しかし、必ずしもこのタイミングに合わせてリフォームすることがベストとは言えません。
前述した事例はともに何かが壊れたり劣化したというわけではなく、より良い生活にしようとリフォームをした結果によるもの。
このことから、思い切ってリフォームをすることで良い意味で期待を裏切られる可能性があるということがわかります。
もちろん内容にもよりますがそれなりに費用もかかってくるので気軽に行えるものではありません。
しかし、もし現在の生活の中でなにか不便やストレスを感じているのであれば、リフォームはその悩みを解消する大きな方法の一つになるでしょう。
リフォームを依頼するときは悪徳業者にだけは注意
ということで今回は迷いながらもリフォームを行った結果、やってよかったという具体的な例について紹介してみました。
リフォームは決して安いものではなく、また必ず必要なものでもないため、迷ってしまいなかなか実行できないという人も多いもの。
しかし劣化した部分を治すだけでなく、家族間のトラブルや人間関係を良くする力もリフォームにはあるのです。
ある程度資金に余裕があるのであれば、思い切ってリフォームを考えてみるのも良いでしょう。
ただしその時には絶対に悪徳業者にかからないようにだけ注意して下さい。
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大手だからと安心できない!悪徳なリフォーム業者の手口とその実態
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リフォーム業界は他の業種に比べ、悪徳業者の割合が圧倒的に多いことでも有名です。
この記事で紹介したような事例はあくまで優良業者に施工してもらった結果のもの。
せっかく環境を良くするリフォームなのに、悪徳業者にかかってしまっては更に酷い結果になりかねません。
上記の記事では悪徳業者を回避する為のテクニックなども紹介しているので、是非合わせて読んでみてくださいね。